「本を読む」

 今日は「本を読む」ということについて書こうと思います。どうしてこの話題にしようかと思ったかと言えば、ちょっと寂しいなぁと感じたことがあったからです。

 私は、近くの保育園に週4で行っています。早朝なので、子ども達は激しく動き回るというよりは、静かに座って遊ぶことが多く、その中で本を読むお子さんがとても多いです。子ども達は本が大好きです。その理由は、本が好きというよりは、先生の膝に乗りたいという願望の方が大きいように思いますが、そんな静かで穏やかな時間は、とても心地よく感じます。そして私にとっても、読み聞かせの勉強の時間になっています。

 そんな中、年長児の女の子と一緒によく本を読みました。なぜ、過去形化と言えば、お母様の出産で数カ月の間、早い時間に保育園に来ていたのですが、赤ちゃんが生まれてからは通常の時間になったので、会えなくなってしまったのです。私はその女の子と本を読むのが大好きで、とても楽しい時間を過ごさせてもらったのです。

 それは、読み聞かせるのはなく「一緒に読む」という本の読み方です。

 そのお子さんからの提案で、私は物語の部分をナレーターのように読み、彼女はカギ括弧のついた台詞の所を読むという読み方で、何冊もの本を読みました。絵本を読むって、結構難しくて、台詞が続くと、誰の台詞かわかりにくい時があるのですが、そのお子さんは、本当に上手に正しく役を切り替えて台詞の所を読むのです。お父さんの時は少し低い声、男の子の時は高い声で早口にしたり、おばあさんの時はゆっくりとしゃがれた声で話したり。。。。。6歳にして、こんな風に想像力を膨らませ、また、自分のイメージにあったキャラで話せるお子さんは、あまり会ったことがありません。どうやって育てると、こういう子どもになるのかなぁ~と思い「お家では誰が本を読んでくれるの?」「家でもこういう風に本を読むの?」「誰かとこうやってお話することあるの?」など、いろいろ質問をしてみましたが「ううん」「そうでもない」のような答えしか返ってこないので、今のところ真相はわかりません。

 ただ、「お家にも本がたくさんある」と言っていたので、小さい時からたくさんの本に囲まれ、いろいろな方(お母様・お父様・おばあ様・おじい様、他)に本を読んでいただいたのではないかしら?と思います。きっと、周りの方に愛され、大事に育てられているのだなぁと感じます。

 一緒に本を読めなくなったことは、とても寂しいですが、赤ちゃんに本を読み聞かせているその女の子が浮かび、心が温まります。
 

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