「歌をうたおう」

未だ続く新型コロナウィルス感染予防対策の為、ご家庭で過ごされているお子様が多いことと存じます。長時間、家に居ることに、そろそろ慣れた頃でしょうか?それとも、退屈してしまって、ストレスを溜めているでしょうか?

テレビでは、子ども向けの番組が多くなり、学校や塾からはインターネットを使っての学習援助、YouTubeでは、スポーツ選手が運動を教えてくれたり、科学実験を見せてくれるチャンネルがあったりと、子ども達の興味を惹く様々な工夫をして、メッセージを伝えてくれています。このような事態になって初めて、こんなにもたくさんの方々が、子ども達を宝物のように思って下さっていることを知り、私は、この世の中の動きにちょっと感動しています。その中から、何を見せるかを選び、きちんと時間を決めて、上手に活用するのも良いのではないかと思っています。

しかしながら、『テレビやインターネットは見せない』という方針のご家庭も少なくありません。そこで、私からの提案です。歌をうたってみませんか?

幼稚園・保育園に通っていれば、通常、朝の歌から始まり、季節の歌、お食事の歌、お帰りの歌など、1日の中で歌をうたう機会はたくさんあります。また、幼児教室でも、口を開けて声を出すことや、表現力を養うこと、お友達と息を合わせる(協力する)ことを目的に歌の指導をすることが多いです。でも、家ではそんな風に意識して歌ってはいないのではないでしょうか?(1人、大声で歌っている姿が想像されるお子様もいらっしゃいますが・・・(笑))

ちょっと調べてみたところ、歌を歌うことは、脳を活性化させる要素がたくさんあるようです。歌をうたうと途中で息継ぎをしますね。呼吸がいつもよりも深く少な目になることで、副交感神経が働き、身体がリラックス状態になります。幸せを味わわせる脳内物質「ドーパミン」も分泌され、ストレスによって分泌されるホルモンの「コルチゾール」値が下がるそうですよ。だから、歌っているとなんだか気持ちよくなってくるのですね。

また、歌詞を覚えるには「左脳」、メロディーやリズムは「右脳」を使いますので、歌うことで同時に両方の脳を刺激することができます。学習効果も上がりそうです。私も歌いたくなってきました。

では、幼児教室講師からのポイントを4つ上げますね。姿勢を正しくする、口を大きく開ける、声を出す、目線を上げることに気を付けてみましょう。座って歌うよりも、足を腰幅に開いてお腹に力を入れて立つと良いです。また、欠伸をする時くらいに大きな口を開けるように、鏡で確かめましょう。声を出すのは、当たり前と思うでしょうが、子ども達に口を開けることを意識させると、口パクになって声が出ていないことがあります。口の大きさと同じ位に、声を前に出せるようにしましょう。最後に、目線を上げることがポイントです。真っ直ぐ前、またはそれよりも若干上を見る感じで歌うと、明るく前向きで楽しそうに見えます。歌いながらキョロキョロしない為にも、お母様と対面で、お互いの目を見ながら歌えば、目を見る練習にもなります。是非、ミュージカルのクライマックスのようなイメージで、盛り上がってください。(もちろん、お母様も一緒に歌うのですよ!)

選曲は、お子様やお母様の好きな歌が良いと思いますが、何をうたってよいかわからない時は、童謡をお勧めします。今どきのアップテンポで、1つの音符に言葉がギュウギュウ詰めの歌ではなく、1音符に1文字の方が、口を開けて歌いやすいです。また、「私が音痴なので、家で歌をうたいません」というお母様が時々いらっしゃいますが、その場合は、歌のCDを掛けて一緒に歌ってあげて下さい。

親も子も、一緒に歌ってストレス解消! この機会に、日課にしてみてはいかがでしょうか?

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