「散歩に行こう」

お子さんとのんびりお散歩すること、ありますか?

 最近、私は散歩に出かけることが多くなりました。元々、自然の中を歩くことが好きなので、旅行に行く時はホテルの近くに遊歩道がないか、湖や川など水辺を散歩できる場所がないかを、予めチェックして場所を決めたりしていました。でも、遠くまで行かなくとも、自分の家の周りも捨てたものではありません。

 時間に追われていると、「散歩に行く時間なんてない」「時間がもったいない」と思うかも知れませんが、家で机の前に座っているだけが勉強ではありません。外では、実際に見たり、聞いたり、触ったり、匂いを嗅いだり、時には味をみるなど、五感をフル活用できる場がたくさんあります。

 先日、商店街を歩いていた時に、こんな会話が聞こえてきました。「○○君、コンクリートミキサー車がいるよ」赤ちゃんを抱っこして、2歳くらいの男の子の手をひいているお母様の声です。きっと、男の子は歩くのに疲れてちょっとぐずっていたのでしょう。「あっ、それ持ってる!」少し足に元気が出たようです。「おんなじだね。あっ見て見てー、コンクリートを出してる所よ。初めて見たね」「わぁ!」すっかり元気になり、キラキラの目で見つめていました。若いのに、とても良いお母様だなぁと感心しました。なぜなら、子どもに興味があることを、子どもの目線で、お母様も初めて見たような言い方で話しかけていたからです。その後も「大きな音だね」「あそこがグルグル回るんだね、ドロドロしてるね」など、まるで実況中継するように話しかけていました。

その男の子の脳にしっかりと「コンクリートミキサー車」の映像が、刻まれたと思います。

 授業やペーパーの問題で物の名称が出た時に、実物を使った経験のあるお子さんは、とても反応が早いです。逆に、「何回教えても物の名称が覚えられない」というのは、カードや絵で見るだけで、実物を見たり、手に取って調べたり、使った経験がないお子さんに多いと感じます。

 ちょっと外に出れば、動植物を観ることができます。(←最近、鳥の種類が増えていると思います)自然に関する常識(太陽の光や影・水の流れ・風や空気など)も、頭で考えずとも実感しながら覚えます。また、交通ルールや標識にも目が行きます。そしてそこには、たくさんの人との関りがあります。

・・・・などと書きますと、せっかく散歩に出たのに、勉強のネタを探そうと躍起になってしまう方がいそうなので、別の方向から(笑)

 足を動かすことは、脳の働きを活発にすると言われています。足の刺激は脳に伝わり、走ると脳全体が活性化するのですよ! どうでしょうか? 机に齧り付いていないで、散歩に行ってみようかなぁ~という気持ちになりましたか?

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