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「心穏やかに過ごしましょう」

2022/10/20(木)
 神奈川の本番が始まり、ちらほらと結果も出ています。東京の本番も、迫ってきましたね。

前回は、大人の時間の感覚と、子どもの時間は違いますよ!というお話を致しました。その考えで言うと、まだまだ子ども時間ならば、余裕があります。ゆったりと過ごしましょう。

・・・という訳で、今回は、私からの「直前のアドバイス」として、とにかく心穏やかに過ごす!ということを、お話したいと思います。
言い方を変えれば、もう開き直って平常心を心掛けましょう!ということです。

 なぜ、こんな風に「落ち着いて」とか「ゆったりのんびり」と、何度もアドバイスをするかと言えば、受験前のこの時期、事故に遭われたり、急病になるお子様が少なくないからです。
細心の注意を配っていても、実際にそういうハプニングがあったり、ヒヤリとする経験をした、という話を毎年のように聞いています。

願書に書いた「鉄棒の逆上がり」や「雲梯の1つ飛ばし」の練習に公園へ行き、ケガをすることがあります。
雲梯の練習をしていたのならわかりますが、全く違う所(例えばブランコや滑り台)で、通常ではあり得ない事件が起こったりします。

特に気を付けて頂きたいのが、風邪薬です。鼻水が出ていたり、咳をしていたりすると、すぐに悪化しないように風邪薬を飲みますね。普段なら、飲まないのに用心で飲ませてしまいます。そして大体は、子どもからお母様もうつる、またうつしたら大変!と思って、一緒に薬を飲んでいる場合が多いです。

その薬のせいで、頭がぼーっとして交通事故に遭ってしまった。。。。。ということ、過去に何件かあります。幸い、私の知っている方々は、一件を除いて大きな事故に繋がることなく、無事にお試験を受けられましたが、そのショックは相当なものです。(お1人のお子様は、交通事故で足先を骨折し入院しましたが、車椅子で受験を許された学校に合格しました)

だからと言って、家にこもっていなさい!と言うことではありません。
無理をせず、慌ただしく過ごすことがないように、お子様と楽しい時間を共有するようにして欲しいのです。それは、今まで通りに日常を過ごすことです。そして、お母様の気持ちをとにかく「心穏やか」に保つことが一番大切です。

受験が全て終わったお子様に、「お教室にも行かなくても良いし、嬉しいんじゃない?」と聞くと「お母様が優しくなったのが嬉しい」という答えが一番多いのですよ・・・・・お子様には、お母様の頭にツノが見えているらしです。

あとで、そんなことを言われないように、今から良い印象を植え付けておきましょう(笑)。