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『まだ、声が小さい』の理由はこれだ!

2022/06/21(火)
引き続き、前回の続きです。
ある程度、人前で発表することに慣れているのに、『まだ、声が小さい』の2つ目の原因。。。それは
「自分の本当の声を知らない!」ってことです。

それに気付いたのは、実は、つい最近です。
私は、行動観察専門教室ensembleを、プロの声楽家であり幼児教室指導歴の長い友人の希世先生と一緒にやっているのですが、彼女は声のプロなので、授業の中で発声練習を取り入れ、口の開け方とか、声の出し方を指導しています。
すると、子ども達は、面白いようにその場でみるみる声が出せるようになるのです。全員で声を出している時までは。。。。

そのあと「次は一人ずつ」と指名されると、途端に、今80%まで出せるようになっていた声が、ガクンと30%位に落ちてしまうのです。
まぁ、それは、一人で声を発する心細さがあるので仕方ないです。

そこから、また、どんどん声を引き出していく訳ですが、その途中で、子どもの表情がちょっと変わる瞬間があるのです。
急に不安になったような、怖じ気づいたような感じです。

私は、それについてずっと
「やっぱり声を出すのが、苦手で、本当は嫌なのかな~」
と思っていたのです。でも、その一瞬見せる不安顔の原因に最近気づいたのです。
それは「みんな自分の本当の声を知らないんだ」ということです。自分の大きな声のMaxを知らないので、自分の出した声にびっくりしてしまうのですね。

これは、たぶんお父様やお母様、大人も然り。。。だと思います。
(一応言っておきますが、ここでいう大きな声は、怒鳴ったり、叫んだりとは違いますので、区別しておいてくださいね)

実は私も、自分の本当の声を知ったのは、大人になってからです。30代最後の歳に、きっかけははっきりと覚えていないのですが、急に思いたち、お寺の修行体験2泊3日に参加したことがありました。その時、1日に何度も読経の時間がありまして、大きな声でお経を読むわけですが、ある時、お腹の底からとんでもない声が口から飛び出して、その声を聴いて自分がびっくりしてドキドキした経験があるのです。窓の向こうに見える山を越えて、もっと遠くに届くのではないかと思うほど、爆発的な響きでした。

その時に初めて、自分の本当の声というか、自分の実力を知ったんですね。それ以来「出そうと思ったら、そういう声が出せる」と、自信を持ったのです。

何が言いたいかと言えば、現代社会、特に都会に住んでいたら、そんな風に大きな声を出して良い環境ってないのですよね。
どちらかと言えば、「静かにしなさい」と言われる方が圧倒的に多いのに、突然「大きな声でお話しなさい」と言っても、そう簡単にはできないということです。

でもね、「自分は大きな声も出せる」と知っていたら、違います。本当の自分の声を知っていたら、自分の声にびっくりしたり、怖気づくこともありません。

そこで皆さんに提案したいのは、「是非、大きな声を出して良い場所に行き、お子様と一緒に自分の声の限界まで大きな声を出してみて下さい。」ということです。
きっと、お母様やお父様も、自分の本当の声を知ることになり、自分の実力を知ることになると思います。
これは、バッチリ面接対策にもなりますよ!