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「歌をうたおう!」

2023/08/23(水)
 前回の「歌をうたっていますか?」の続きです。
歌を取り入れて頂きたい理由の1つ目(お受験に関すること)をお話しましたので、今回は2つ目の理由「歌の力」について説明します。

赤ちゃんの時から、お子さんに歌を聞かせているご家庭は多いと思います。更に生まれる前から、胎教として音楽を取り入れていた方もいらっしゃるでしょう。この時期に耳に入ってきた音楽(歌や曲)は、記憶として潜在意識に残るようです。

以前、2歳児クラスのお子さんに新しい歌を教えた際、最初から私と一緒に大きな声で歌ってくれた男の子がいました。
お迎えにいらした彼のお母様に「歌をご存じだったようです」とお話したところ、「いいえ、知らないです。私も歌わないし、テレビで観たりもしていません。」と言って驚かれたことがありました。
「よくよく考えてみると、赤ちゃんの時に流していた童謡のCDに入っていたかも知れません。」とのことで、お母様と2人で「覚えているのですねぇ~」と感心したことがありました。

ちょっと調べてみたところ、歌をうたうことは、脳を活性化させる要素がたくさんあるようです。
歌をうたうと途中で息継ぎをしますね。呼吸がいつもよりも深く少な目になることで、副交感神経が働き、身体がリラックス状態になります。幸せを味わわせる脳内物質「ドーパミン」も分泌され、ストレスによって分泌されるホルモンの「コルチゾール」値が下がるそうですよ。だから、歌っているとなんだかいい気持ちになるのですね。

また、歌詞を覚えるには「左脳」、メロディーやリズムは「右脳」を使いますので、歌うことで同時に両方の脳を刺激することができます。学習効果も上がりそうです。私も、老化防止に歌いたくなってきました。

私は泣いている子を落ち着かせる時に、「歌の力」を使います。
大きな声で泣いている子でも、抱っこして耳元で歌をうたい続けると、徐々に泣き声が小さくなり、最後には耳を澄ませるように静かになります。
耳から聞こえる音だけでなく、胸から伝わる振動(息継ぎや声の響き)も、心地良いのではないかと推察しています。

0歳児クラスでは、お昼寝の時間に「ゆりかごのうた」をエンドレスで歌って寝かせます。1歳を過ぎても、ご機嫌斜めでぐずっている時に、この歌をうたいながら、身体を擦ったり、優しくトントンすると、落ち着いて気持ちが和らぐようです。聴き慣れた歌が、ちょっとした「心の拠り所」になっているのかもしれませんね。

子ども達はお母様と一緒にうたうことも大好きです。
いつもお母様が口ずさんでいる歌や、ハミングしている歌を、耳を澄ませて、時にはジーッと観察しながら聴いています。是非、お歌を教えて一緒に歌う時間を作ってみてください。

選曲は、お子様やお母様の好きな歌が良いと思いますが、何をうたってよいかわからない時は、童謡をお勧めします。
今、流行りのアップテンポで、1つの音符に言葉がギュウギュウに詰まっている歌ではなく、1音符に1文字の歌がいいです。手遊びや、踊りが付いていると、更に楽しくなりますね。

将来、お子さん自身が「心の拠り所」になる歌を持てたら、幸せだと思いませんか?さすがに、赤ちゃんの時に聴いていた歌ではないかも知れませんが、「歌」によって、心が元気になること、気持ちを前向きにできること、を知っていれば、そんな歌を自分で見つけることができるでしょう。

親も子も、一緒に歌ってストレス解消!
この機会に、歌うことを日課にしてみましょう✨
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