3月も、明日で終わりです。お正月からあっという間の3か月でした。
この時期は、ご家族で春の行楽や、春休みを使って旅行に行かれているご家庭も多いようです。
また、春の講習会に積極的に参加されている方もいますね。
どちらにしても『思いっきり楽しむ』ことを念頭に行動されると良いですね。
さて、今回は「シークレットな話」というテーマでお話をします。「その話 お子さんに聞かせても大丈夫ですか?」という注意喚起です。
ご夫婦でお子様のことについて相談している時、園や塾で先生とお話されている時、お子様が側にいる状態で話されていませんか?大人の会話が、お子様の耳に入らないように気を付けているでしょうか?
普段は、お子様をあまり子ども扱いせずに、何かを始める時や、新しい行動をする時には、きちんと「なぜ、それをするか?」の説明を、(理解してもしなくても)お話するように勧めていいます。
ですが、大人同士の話を聞かせるのは、タブーです。そこを、きっちり分けるように意識して下さい。
子どもって、実は「耳が良い」のです。ちょっと悪い言い方ですが「地獄耳」です。
それを、久しぶりに 私に思い出させることがありました。
2歳児の子ども達(8人)と先生(3人)とで、割と広いお部屋で自由遊びをしていました。
その日は、新しいおままごとを出したので、ほとんどの子ども達は、そちらで賑やかに遊んでいました。
私は、ブロックに夢中の2人のお子さんと、動物園を作り、おままごとから遠く離れた場所で 静かに遊んでいたのです。
ブロックの動物を使ってごっこ遊びをしていると、一人のお子さんが「せんせい なにが食べたい?」と聞くので「ポテトサラダがいいなぁ」と答えました。
すると ほどなく、遠くにいたおままごとグループの1人が、お皿をスプーンを持ってきて「ポテトサラダです!」と運んで来たのです。これには、びっくりしました。
だいぶ賑やか、というより騒がしいお部屋なのに、よく聞こえたなぁと・・・。
背中を向けて、夢中で遊んでいるように見えても、意外と大人の話(特にお母様の声)を聴いているのが、子どもです。
実は、大人が知らないところで、傷ついたり、自信をなくしたりしていることもあります。ですから、内容はともかく、子どもに関する大人の話は、極力シークレットにしておくことをお勧めします。