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『時計を見よう』

2022/03/15(火)

「お支度に時間が掛かる」「遊びが切り上げられず、だらだらする」「決めたお勉強にやる気が出ない」そんなお悩みをよく受けます。


その時の対策の1つとして、お子さんに時計を意識させることを提案しています。置時計でもいいですし、腕時計でもいいです。お子さんと一緒に、時計を買いに行くところからすることをお勧めしています。


なぜなら、ご自分も小さい時に「自分の時計」を持った時(買ってもらった時)、すごく嬉しくなかったですか? なんとなく、大人になったような気がして、誇らしい気持ちがします。

子ども達は、よくお遊びの中でも、折り紙で腕時計を作って、お父さん役になったりしますね。それくらいに、ちょっとした憧れのグッズと言えますので、本物を手にした時には、嬉しくてぞっこんになります。


でも目的は、喜ばせることではなく、その時計を使い、時間を意識させて守らせることです。


まだ時計が読めなくても「長い針がここまで来たら○○をしましょうね」と言えば、ちゃんとわかります。また、それがきっかけで時計が読めるようになるお子さんもいます。


時計は、丸い文字盤がお勧めです。今後の図形の感覚にも役に立ちますからね。例えば、○を半分にする場合、時計をイメージすると「12と6を線で結べばいいな」とか、4分割する時も「12時と6時、おやつの3時と9時を結んでね」と説明すると、理解できます。

時計は、常にいろいろな場所にありますので、視覚で説明することが容易にできます。


時間の概念がわかってくれば、1日のスケジュールを一緒に決めることもできるようになり、「自分で決めたことなので守る!」ということにも、繋がります。

ついでに、お母様のスケジュールも一緒に見直すといいですね(笑)。


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ペーパーの講座の募集を開始致しました!


一応、年長さんの11月からスタートするとちょうど良いカリキュラムになっていますが、これからお勉強を始める年長さんにも、4月からの半年で追いつくように、配信のスケジュールを立てています。


また、基礎の問題から丁寧に進めますので、年中さんもじっくりのんびりと始めることができます。


何よりも、お母様向けの講座なので、先ずはお母様が教え方をしっかりと把握し、解説を読まなくても教えられるようになることを目的としています。お子様の学年に関係なく、先手を打って準備するのが望ましいです。

どうぞ、ご検討ください。